仕事が楽しくなってきた矢先の出来事
鍼灸師として1年目。日々の業務にも慣れ、1日のうちに施術に入る時間が増えてきました。患者さんと1対1で向き合う施術中は、ある意味ひとりで静かに集中できる大好きな時間。まだまだ分からないことだらけでしたが、少しずつ仕事を任せてもらえるようになって、「やっと仕事が楽しくなってきた!」と、ささやかなやりがいを感じていたんです
「鍼が落ちてたよ」―まさかの施術NG宣告
そんな順風満帆な気分も束の間、事件は起こりました。ある日、私が施術を担当したベッドに「針が落ちていた」と先輩が発見しました。それが院長に報告され、私は施術業務から外れるようになりました。
先輩がわざわざ院長に報告したと聞き、正直「だるっ…」と思ってしまったのも事実です(笑)。でも、自分の未熟さとミスが引き起こした事態に、普通に涙!!(笑)
納得いかない!先輩との扱いの差に心の中で大噴火
涙も乾かぬうちに、今度はなんと、その先輩が鍼の抜き忘れという、ミスが発生しました。でも、彼女は施術業務から外れることがありませんでした。それ理由が「彼女を外しちゃうと仕事が回らないから」
それを聞いた瞬間、私の中で何かがブチっと切れました。「いや意味わからんやろ。上の人たちの罰を受けないなら、下の私を罰するな!」と、心の中には怒りの嵐。それまで溜まっていた上司たちへの小さな「なぜ?」が一気に爆発し、「もうこの人たちにはついていけない」とシャットダウンした瞬間でした。
無の境地へ。感情シャットダウンという名の自己防衛
この日を境に、私は感情をシャットダウンするスキルを身につけます。挨拶や報告といった必要最低限のコミュニケーションはこなしつつ、なるべくは無駄な会話は一切しない。「無」の境地に入ることで、不思議と心が乱れるが減っていった。ある意味、最強の自己防衛スキルを実現した
あの日の理不尽が、最強の「対人スキル」をくれた
感情を止める経験は、「人に期待しない」「苦手な人は感情を切り離して合う」という、しばしば重要な対人スキルを教えてくれます。当時は本当にストレスフルな毎日でしたが、この経験のおかげで、今の人間関係や仕事の進め方がとても楽になったんです。21歳という若さでこの壁にぶつかり、乗り越えるスキルを学べたのは、今となっては本当に良かったのです。
まとめ:今、このように悩んでいるあなたへ
理不尽なこと、納得できないことで悩み、心を閉ざしたくなる時もあるかもしれません。でも、その経験はいつか必ず、あなたを守るための強さに変わります。一人で抱え込むまず、時には自分を癒す時間を大切にしてくださいね。


